水沢アキと米国人ガイ・スィーヒ氏の間に生まれた二人の子供、ジュリアン・スィーヒとフランキー・スィーヒ(フランセス・スィーヒ)は、それぞれに個性豊かなアーティストとして活躍しています。彼らの生い立ちから現在に至るまでのキャリアを見ていくと、水沢アキのアーティストとしての遺伝子が強く受け継がれていることがわかります。
息子:ジュリアン・スィーヒ「国境を越える俳優」
ジュリアン・スィーヒさんは現在27歳で、17歳まで日本で育ち、その後は渡米してブラウン大学とニューヨーク大学大学院で演劇を専攻しました。彼のキャリアは多岐にわたり、2011年にはミュージカル「MITSUKO」で俳優デビューし、翌年には日本版「RENT」で主役の一人に抜てきされるなど、早くからその才能が認められました。
ニューヨークでの挑戦
2013年1月、ジュリアンは活動拠点をニューヨークへと移しました。彼のこの決断は、「感情表現をする際に母国語(英語)の方が自然に感じるから」という彼自身の発言からも、アーティストとしての自身のアイデンティティを追求する旅だったと言えます。苦労しつつもオフブロードウェイの「ロミオ&ジュリット」でティボルト役が決定し、さらにはロミオ役を演じるチャンスも掴みました。彼の持ち前のポジティブな考え方は、彼のキャリアをさらに前進させる原動力となっています。
娘:フランキー・スィーヒ「多才な表現者」
フランキー・スィーヒさんは、画家としてだけでなく、音楽フェスの装飾や和ポップのグッズのアートディレクションを手掛けるなど、多方面にわたりその才能を発揮しています。彼女は母と同じくタレント活動も行っており、その活動の幅は国を跨ぐものとなっています。フジテレビ系恋愛リアリティーショー「テラスハウス」への出演や、最近では芸能事務所ウィタンアソシエイツと契約して、本格的に芸能活動を始めるなど、彼女の活躍は目を見張るものがあります。
水沢アキの子供たちが歩むアーティストの道
女優・水沢アキの子供たち、ジュリアンとフランキーは、それぞれが持つ独自のアーティストとしての才能を、国内外で活かしています。二人ともにアーティストの遺伝子を受け継ぎつつ、自分自身の道を切り開いている様子からは、母が若い頃から培った多様な経験と価値観が影響しているように思えます。彼らの今後の活動からも目が離せません。
水沢アキの息子と娘、ジュリアン・スィーヒとフランキー・スィーヒ。彼らのこれからの活躍に期待が高まる一方です。アーティストとしての生き様を通じて、さらに多くの人々に影響を与え、彼らなりのアートを世界中に広めていくでしょう。